下記の四つの推理類のマンガ、本当に智慧が必要だ!

1.闘牌伝説アカギ 〜闇に舞い降りた天才〜
元々は、『天 天和通りの快男児』からのスピンオフした麻雀漫画で、後に神域の男と讃えられることになる赤木しげるの少年期から青年期、そして伝説の雀士へ成長していく姿を書いた作品である。その人気の所以は他の作品と同様、人間の内面の細かな心理描写を描いているところにあり、2016年現在、福本作品の中で最長連載期間を更新し続けている(単行本数は週刊誌連載ということもあって『賭博黙示録カイジ』シリーズの方が多い)。 
心理描写が作品の中心ということだけあって、物語の進行は非常に遅い。特に、現在連載中の「鷲巣麻雀編」に至っては、半荘6回の勝負のはずなのに、開始されてから18年以上経過した現在でも未だ対局中という状況になっていて、その遅さがよくネタにされることも。 

2.嘘喰い
ギャンブルを題材とした作品で、実在・オリジナルを問わず幅広い種類のギャンブルやゲームが取り上げられ、登場キャラクターが様々な頭脳戦を繰り広げる。一方で、殺人が容認されたギャンブルを勝ち抜き、負けを踏み倒したり勝負から逃れたりしようとする相手を逃がさないための暴力や権力にも重点が置かれており、格闘漫画・アクション漫画としての一面も備えている。それらシリアスなストーリー展開の中に時折、叙述トリックや言葉遊び、シュールなギャグが挟まれ、単行本には巻末にラフ画の描き下ろしギャグストーリーが掲載されている。

3.デス・ビリヤード
2015年1月から3月まで『デス・パレード』のタイトルでテレビアニメが放送された。死者の魂が客として訪れ、その後の行き先をゲームで裁定される謎のBARを舞台に、人間の生きざまを描く。突如、謎のBARに連れてこられた若者と老人に、バーテンダーらしき人物は「命を懸けてゲームをして頂きます。」と答える。2人ともわけがわからないままビリヤード(エイトボール)を始めるが、若者は次第にこのゲームを疑うようになる。

4.LIAR GAME
主人公「神崎直」を含む不特定多数の人間が大金(1億円以上)を奪い合うゲームに参加させられるというストーリー。神崎直の協力者である天才詐欺師「秋山深一」と、敵対する参加者との頭脳戦が中心に描かれている。原作である漫画は週刊ヤングジャンプにて2005年12号より2015年8号まで不定期連載された。

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